Silent Drifts

白い息がほどけて 夜の街に消えてく 手のひらから落ちた 言えなかった言葉 肩に積もる雪みたいに 静かに重なって 君の笑うそのたび 胸が痛くなるんだ 届かないまま 近くて遠い 気づいてほしいのに 言えなくて 冬の匂いが二人を包んで 歩幅だけがすれ違っていく 曇った硝子に描いた落書き 君は気づかず通り過ぎた 些細な静まりが長く伸びて 夜の冷たさが胸に触れた 返事のない画面を見つめて 言い訳を探すように溜め息 「忙しいだけ」と信じたいのに 心だけ勝手に凍えていく 白い息が街に散って 声にならない想いが残ったまま もしもあの時 素直に言えてたなら こんな夜は来なかったのかな 戻れないほど遠くはないのに なぜか心だけが届かない 冬の星座が滲んで揺れて 僕の影だけ 長く伸びていく 白い息がほどけて 夜の街に消えてく 触れられない距離が切なくて 「もう大丈夫」と言えたらいいのに 胸の奥で雪だけが積もっていく

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